終了したセッション
6-1
Session No. | 6-1 |
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Title | コロイドの凝集から標榜する生命環境の科学工学 |
Session organizer | 足立 泰久 / 小林 幹佳 |
Date & Time | 2020年9月29日(火) 09:20-17:10 |
Location | オンラインで実施 |
現代の科学は、物質の究極の姿を追求する一方で、個々の要素間の相互作用から作り出される多様で多彩な問題に取り組んでいる。コロイド科学は後者の典型であり、その成果は工業生産のみならず、環境面の諸課題、食糧、材料、生命、医療、生活における様々な問題に還元され役だてられる。筑波大学はその前進の東京教育大学から60年以上に渡りコロイドの凝集と分散の研究を繋いでおり、理学的な学理構築と農学、工学、環境への応用展開に特徴ある実績を有する。本セッションでは、現在我々が中心的に取り組んでいる「凝集」に注目して、基礎から応用にわたる一連の研究をレビュー討議することにより、原発事故やパンデミックなどを乗り越えて次世代に展開できるエンジニアリングサイエンスが食糧生産や生物資源環境分野に存在することを例示する。
セッションホームページ:http://www.eng.bres.tsukuba.ac.jp/colloid/research-unit/tgsw2020engbres/
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