終了したセッション
6-3
Session No. | 6-3 |
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Title | 学際的・国際的視点からみたダイバーシティとインクルージョン:LGBTQを巡る今日的課題に焦点を当てて |
Session organizer | 河野 禎之 |
Date & Time | 2020 年9月29日(火) 15:00-17:00 |
Location | オンラインで実施(Zoom・事前登録制) |
本セッションでは、昨今、国内外で注目を集めているLGBTQ(セクシュアル・マイノリティ当事者の総称)に焦点を当て、彼らを取り巻く今日的課題について最新の知見を共有し、解決のための具体的なアクションへと結びつけることを目指す。そのために、国内外でLGBTQに関する研究・臨床・社会活動等の第一線で活躍する若手研究者を集め、(1)それぞれが有する知見と課題を共有するセッションと、(2)そこで共有された課題について参加者も含めて解決のためのアクションを議論するセッションとの二部構成にて進行する。なお、本セッションは完全オンラインによる実施を予定しており、国内外のさまざまな地点から多様な人材が参加できるように配慮し、実施することを予定している。(人間系・体育系合同主催セッション「学際的・国際的視点からみたダイバーシティとインクルージョン:効果的な教育的アプローチに焦点をあてて」と連携して実施する。) |
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備考 |
参加希望の方は、こちらのリンクhttps://forms.gle/gc39AkE3oGmkfqxX9または下記申し込みフォームに必要事項を記入の上、 9月27日23:59までにお申込みください。 その後、ZOOMに参加するためのURLおよびパスワードを返信させていただきます。(前日までにメールでの送付を予定) 問い合わせ先 筑波大学人間系リサーチラウンジ E-mail: research#@#human.tsukubai.ac.jp (#@#を@に変えてください) |
河野禎之
司会・オーガナイザー 筑波大学人間系助教/ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター協力教員.臨床心理士・公認心理師.近年の研究領域として,「多様性社会」の実現に向けた新たな研究領域(ダイバーシティ・サイエンス)を模索し,特にLGBT等の「セクシュアル・マイノリティ」と「認知症」をそれぞれ研究テーマとして扱う.筑波大学のLGBT等に関する基本理念と対応ガイドラインの策定を担った.平成23年度日本老年精神医学会奨励賞、平成29年度筑波大学BEST FACULTY MEMBER受賞.
大塚泰正
話題提供者 筑波大学人間系心理学域准教授.早稲田大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得満期退学.博士(文学).独立行政法人労働安全衛生総合研究所研究員,広島大学大学院教育学研究科准教授を経て現職.臨床心理士,精神保健福祉士.主な著書に『職場のポジティブメンタルヘルス2』(共著,誠信書房,2017年),『産業保健心理学』(共著,ナカニシヤ出版,2017年),『産業保健スタッフのためのセルフケア支援マニュアル』(共著,誠信書房,2016年)など.
佐藤洋輔
話題提供者 筑波大学人人間系特任助教,博士(心理学).臨床心理士・公認心理師.早稲田大学文学部,筑波大学大学院人間総合科学研究科を修了後,和洋女子大学人文学部心理学科助手,筑波大学DACセンター非常勤研究員等を経て現職.レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル(LGB)を中心に,性的マイノリティのメンタルヘルスについてマイノリティ・ストレス理論やアイデンティティの視点から検討を行なう.
小林麻衣子
話題提供者 日本女子大学人間社会研究科心理学専攻にて博士(心理学)を取得.国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所霊長類医科学研究センター研究員を経て,2018年より早稲田大学理工学術院,客員次席研究員.サルの性行動の研究を通じて,日本の実験動物供給を支えてきた.現在は,サルで得られた生物学的な知見を活かしヒトの性研究を行っている.ヒトの性に関わる諸問題に対し心理学的なアプローチを試みる.
土井裕人
モデレーター 筑波大学人文社会系助教/ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター協力教員.博士(文学).筑波大学人文社会科学研究科哲学・思想専攻修了.専門の研究とともに,当事者の立場から,筑波大学でのセクシュアル・マイノリティ当事者支援に携わっている.
徳永智子
コメンテーター 筑波大学人間系教育学域助教.東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学,米国メリーランド大学大学院教育学研究科博士課程修了(フルブライト奨学生),Ph.D.(教育学).慶應義塾大学国際センター特任講師,群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部講師を経て,2019年より現職.専門は教育社会学.日米で移民の若者の居場所づくりやエンパワメントに関する研究・実践に従事している.主著にLearning to Belong in the World: An Ethnography of Asian American Girls(Springer, 2018年).
松田壮一郎
コメンテーター 筑波大学人間系助教,博士(心理学).慶應義塾大学大学院心理学専攻,筑波大学人工知能研究室研究員,日本学術振興会特別研究員(DC1, PD),米国Children’s Hospital of PhiladelphiaでのVisiting Scholarなどを経て,2018年より現職.行動デザイン研究室主宰.様々な最新技術を応用して,人と人とのインタラクションをデザインする融合領域,「行動デザイン学」の確立を目指す.